ASWEB:マクラーレン密着 ロン・デニスは「継続」を強調
新生マクラーレン・ホンダで臨む、初めての日本GP。フェルナンド・アロンソは入賞圏内となる10番手を走行していた。しかし、26周目にDRSを利用したマックス・フェルスタッペンにホームストレートでオーバーテイクされてしまう。その直後、アロンソは無線で、こう叫んだ。
「こんなのGP2エンジンだ! みじめだよ!」
この日、ホンダの八郷隆弘社長が鈴鹿サーキットを訪れており、ホンダにとって7年ぶりの母国グランプリは、同時に“御前試合”でもあった。その重要なレースで、自チームのドライバーに無線を介して厳しい言葉をぶつけられたのだ。マクラーレンのロン・デニスは、アロンソがフラストレーションを感じていることに理解を示しつつも、アロンソの言動をたしなめた…