今年で12回目の開催を迎えるモータースポーツジャパン。2015年から開催時期が秋から春に変わり、モータースポーツシーズンの開幕を盛り上げるイベントとして毎年多くのファンが訪れている。

　会場では、世界選手権に参戦したレーシングカーや国内レーストップカテゴリーのスーパーGT、スーパーフォーミュラ、全日本ラリーを戦うマシンなど、さまざま車両が各ブースで展示された。

　会場の中心に設置された特設走行エリアでは、朝から多くのレーシングカーが登場。同乗走行体験や、D1グランプリマシン、ダカールラリーでクラス優勝を果たした日野レンジャーによるデモ走行が行われ、会場は大いに盛り上がった。

　その他にも、本番さながらの対決イベントも開催。全日本ラリー選手権に参戦する現役ラリーカーとトップドライバーがタイムトライアルを繰り広げる『J SPORTS杯 全日本ラリー お台場スーパSS』では新井敏弘が勝利し、ピット作業の速さを競う『J SPORTS杯 スーパーGTピットストップコンテスト』ではレクサスチームがトップタイムでコンテストを制した。

　そして、特設走行エリア最後のイベント『auto sport杯 メーカー対抗お台場カートグランプリ』ではホンダ、ニッサン、トヨタ、スバルの各ドライバーが3人1組のチームを組んで本番さながらのカートレースを展開。レースは2ヒート制で争われ、スバルチームがヒート1、ヒート2を制し、賞金を手にした。

　公園地区のC会場では『ザ・レジェンド・オブ・トヨタ』と題し、トヨタの懐かしいレーシングカーや旧車が一堂に会し、イベントに華を添えていた。

　この他にも、各ブースでは、実際のレーシングカーを使ったタイヤ交換体験やドライバーのトークショー、コクピット体験、サイン会などが行われ、普段のサーキットとは一味違った雰囲気でチームやドライバー達がファンと交流していた。

『モータースポーツジャパン2017 フェスティバル インお台場』は明日16日も9時〜17時で開催される。