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4月7日(日曜日)レポート

「モータースポーツジャパン2019 フェスティバル イン お台場」が、前日に引き続き東京都江東区NOP街区(青海臨時駐車場)を舞台に開催された。

 春の陽気に恵まれ、2日続けての好天となったモータースポーツジャパン2019は、朝の走行から多くのファンで賑わった。

 11時からのニッサン、ホンダのスーパーGTマシンによるスペシャルランが行われ、HONDA NSX Concept-GTには土曜日の山本尚貴に代わり塚越広大がドライブ。MOTUL AUTECH GT-Rには本山哲が乗り込み、迫力ある走りを披露した。

スーパーGTマシンによるスペシャルラン

スーパーGTマシンによるスペシャルラン

スバルWRX STIのデモラン

スバルWRX STIのデモラン

 グリッドウォーク後に行われた「RALLY of お台場スーパーラン」では、全日本ラリー選手権に参戦している新井敏弘がスバルWRX STIをドライブ。特設コースを縦横無尽に走り周りファンの声援に応えた。

NUTEC presents メーカー対抗カートレース

NUTEC presents メーカー対抗カートレース

NUTEC presents メーカー対抗カートレース

NUTEC presents メーカー対抗カートレース

 午後のメインイベント「NUTEC presents メーカー対抗カートレース」では、トヨタ、ニッサン、ホンダ、スバルの4メーカーに加え、若手カーターチームによる5台の団体戦が行われた。土曜日のカートレースでは、ニッサンが圧倒的な強さをみせ総合優勝を果たしており、各チーム雪辱に燃えている。

 レースは、10分間の完熟走行のち、予選スーパーラップ、決勝は2ヒート制で実施される。

 なお、完熟走行中にトヨタの中嶋一貴選手がクラッシュを喫しており、トヨタは先行き不安なスタートとなった。

 予選スーパーラップは、ニッサンの高星明誠がポールポジションを獲得。ローリングスタート方式で始まった決勝第1ヒートでは、ニッサンがトップを死守しホンダの塚越が2番手に浮上する健闘を見せるも若手カーターチームと接触し最後尾へ転落。その後は大きな動きもなくニッサンがトップチェッカーを受けた。

チェッカー後にはパズル・・・中には苦戦するドライバーも

チェッカー後にはパズル・・・中には苦戦するドライバーも

若手カーターチームが総合優勝

若手カーターチームが総合優勝

 だが、これで終わらないのがモータースポーツジャパンのカートレース。チェッカー後はパズルが用意されており、これをクリアしないと順位は確定されない。

 トップチェッカーのニッサンはここで大きく後れ、前日にアプリで特訓したという若手カーターチームが速攻でパズルを解き1位を確定させた。

 リバースグリッドとなる第2ヒートでも、3番グリッドからライバルをかわしトップでチェッカーを受けたニッサンだが、やはりパズルで手こずり。優勝は再び若手カーターチームの手に。この結果、若手カーターチームが土曜日の雪辱を晴らす総合優勝。2位 スバル、3位 ホンダ、4位 ニッサン、5位 トヨタという結果となった。

 B会場では歴代のF1マシンと2輪マシンを展示する「Legend of the HONDA」や、国内外の自動車メーカー12社/13ブランドによる「ふれあい試乗会」が実施され多くのファンで賑わった。

 C会場では、毎年恒例「レプリカカー」「ヒストリックカー」の車両展示とコンテストが実施。それぞれの部門で受賞者が発表されている。

 好天に恵まれた日曜日のモータースポーツジャパン2019は、来場者数57,989人が入り大好評のうちに幕を下ろした。

【フォトギャラリー】モータースポーツジャパン2019