TOPICS · REPORTトピックスやイベント写真レポート

モータースポーツジャパン2016 1日目レポート

 モータースポーツジャパン フェスティバル インお台場2016が16日に開幕。お台場の青海地区に設けられた特設会場には朝から多くのファンが集まり、終日盛況となった。

 11回目の開催を迎える今年も、国内外のレースに参戦する車両が各ブースで展示されている他、SUPER GTなどで活躍するトップドライバーも20名以上が参加。普段は都会から離れたサーキットへ出かけないと味わえない雰囲気を、東京のお台場で再現した。

 特設走行エリアの走行プログラムでは、今年は新たに「全日本ラリーお台場スーパーSS」を実施。特設コース内にSSステージを作り、実際の競技さながらのタイムトライアルを開催、ラリーカーの迫力あふれる走行にファンも注目していた。また、この翌週にツインリンクもてぎで開催されるトライアル世界選手権のPRのため、藤波貴久選手らも来場。狭いデモンストレーション用の競技エリアを目一杯使い、トライアルならではのダイナミックなパフォーマンスを披露した。一番注目を集めたのがSUPER GTピットストップコンテスト。ニッサン、ホンダ、トヨタの3メーカーが本番同様に迅速なピット作業で、0.1秒を争う僅差の戦いに会場は大盛り上がりとなった。

 さらに、ここ数年ご好評いただいているグリッドウォークも開催し、実際のスタート進行を再現してエンジン始動デモンストレーションを実施され、多くのファンで賑わった。公園地区会場では「ザ・レジェンド・オブ・マツダ」と題し、マツダの懐かしいレーシングカーや旧車が一堂に会しイベントに華を添えていた。

 この他にも、各ブースでは、実際のレーシングカーを使ったタイヤ交換体験やドライバーのトークショー、コクピット体験、サイン会などが行われ、普段のサーキットとは一味違った笑顔でチームやドライバー達がファンと交流していた。

 また14日に九州・熊本地方で発生した大地震で被災された方がたを支援するため、場内各所に募金箱を設置。集まった義援金はモータースポーツジャパン運営本部を通じて、被災地に届けられる。

 モータースポーツジャパン フェスティバル インお台場2016は明日17日も9時~17時で開催される。